令和7年台風第9号に備えた体制等について
気象庁によると、台風第9号は31日(木)9時現在、日本の東をゆっくり北北西へ進んでいます。台風は暴風域を伴って1日(金)から2日(土)にかけて伊豆諸島にかなり接近し、2日(土)は東日本に接近するおそれがあります。
これにより、関東地方と伊豆諸島では1日(金)から2日(土)にかけて非常に強い風が吹いて、海は大しけとなります。また、台風の影響により、台風から離れた地域でもうねりが到達し、北日本と西日本の太平洋側では3日(日)にかけて、南西諸島では1日(金)にかけて、うねりを伴って波が高くなります。さらに、関東地方と伊豆諸島では、台風周辺の暖かく湿った空気や台風本体の発達した雨雲の影響で、1日(金)から3日(日)にかけて雷を伴った大雨となるおそれがあります。
関東地方では2日(土)には暴風に警戒、関東地方と伊豆諸島では、1日(金)から2日(土)にかけてうねりを伴った高波に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒、北日本の太平洋側では2日(土)から3日(日)にかけてうねりを伴った高波や暴風に注意・警戒が必要です。また、行楽時期のため、台風から離れた地域でも、うねりを伴った高波に十分注意が必要です。
つきましては、会員各社におかれまして、下記の点に留意くださいますようよろしくお願いします。
・ 気象状況の把握に努め、輸送の安全確保に万全を期すこと
・ 社内における連絡体制を確保すること
・ 安全運行が確保できないおそれがある場合は、運休や運行計画の変更などの指示を行うとともに、利用者に対して運休や運行計画の変更などの情報を発信すること
・ 車両の退避など出水への事前対応を実施すること