重要国・行政
令和7年度静岡年末年始無災害運動の実施について【静岡労働局】
静岡県内では令和7年10月末現在において労働災害により14人もの尊い命が失われています。このうち墜落、転落により死亡した労働者が6人、次いではさまれ、巻き込まれにより死亡した労働者が2名と昨年同様、この2つの事故の型を起因とした事故で多くの労働者の方々の命が失われています。休業4日以上の死傷者数は10月末現在3,447人と前年同期に比べ210人(9.4%)減少しており、新型コロナウイルス感染症によるものを除いても、48人(1.4%)減少しております。このうち、転倒災害については、10月末現在の死傷者数は906人と前年同時期に比べ81人(9.8%)増加しており、全死傷者数の26%と多くを占めております。
このような状況において、年末年始を無事故で過ごし、誰もが明るい新年をスタートできるように「転倒」、「墜落・転落」、「はさまれ・巻き込まれ」の3つの労働災害防止を重点実施事項として、
『みんなで摘み取るリスクの芽 笑顔で迎える明るい正月』
をスローガンに、「令和7年度静岡年末年始無災害運動」を県下一斉に展開することといたしましたので、皆様におかれましても、引き続き各種労働災害防止活動に取り組んでいただけますようお願いします。
実施期間:令和7年12月1日(月)から令和8年1月15日(木)
