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降積雪期における輸送の安全確保の徹底について【静岡運輸支局】

静岡運輸支局より、降積雪期における輸送の安全確保の徹底について周知依頼がありましたのでお知らせします。
なお、国土交通省からの情報によれば、本日(12月27日)未明に国道8号(滋賀県)にて立ち往生した大型トラックは、「ノーマルタイヤ」、「チェーンの携行なし」とのことです。
雪道の運行が想定される際には、令和3年12月24日に国土交通省・気象庁から緊急発表されました「大雪に対する国土交通省緊急発表」に留意し、冬タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底をお願いします。

【バス、タクシー、トラック等共通】
(1) 気象情報(大雪や雪崩、暴風雪等に関する警報・注意報を含む。)や道
路における降雪状況等を適時に把握し、以下の対策を講ずることにより、
輸送の安全確保に万全を期すこと。
① 災害発生時の社内における連絡体制を改めて確認すること。
② 気象予報や路面の状況、降雪状況等を勘案しつつ、冬用タイヤの装着、
チェーンの携行及び早めの装着を徹底すること。
③ 冬用タイヤの溝の深さがタイヤ製作者の推奨する使用限度を超えてい
ないことを日常点検と合わせて点検すること。
④ 雪道を走行する可能性がある場合においては、運行にあたって、②の点
検等の滑り止めの措置を講じていることを確認すること。
⑤ 点呼時等において、運行経路の道路情報、道路規制情報、気象情報に基
づき、乗務員に適切な指示を行うこと。
⑥ 積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努めること。
⑦ 気象状況が急変し、安全運行が確保できないおそれがある場合は、バス
の運休、タクシーの配車の休止、宅配便の集配荷の休止など、サービスの
停止に係る情報については、ホームページ等を通じて利用者に分かりやす
く情報提供すること。
⑧ 乗務員に対して、スリップの要因となる急発進、急加速、急制動、急ハ
ンドルを行わないよう指導するとともに、道路状況、気象状況に応じた安
全速度の遵守、車間距離の確保について指導を徹底すること。
(2) スタッドレスタイヤへ交換する等タイヤ交換時に、ホイール・ボルトの
誤組防止、締付トルクの管理、交換作業後の増し締め等を確実に行うこと。